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瑞松科技、東京IREX 2017でドイツのCENIT社と戦略的提携協定を締結
写真、瑞松科技がドイツのCENITと戦略的提携協定を締結(写真左から: 瑞松ウィルドストーンのJosef Fruhmann副総経理、瑞松科技の劉爾彬副董事長兼副総裁、瑞松科技の孫志強董事長兼総裁、ドイツCENITのCEO Mr.Kurt Bengel、VP Mr.PeterKoch、販売ディレクターのMr.Jens Fetzer)
瑞松科技はロボットと知能技術の分野で長年に渡り、強大なシステム集成能力と広範な顧客基盤を持ち、工程応用、ロボット本体の二次開発、周辺セット生産と教育訓練などの面で十分な業界経験を蓄積してきた。
CENIT AGはドイツの上場企業で、1980年に設立され、ドイツのシュツットガルトに本社を置き、約700人のソフトウェア開発エンジニアを有する。CENITのデジタルファクトリーソリューション部門は、デジタル製造ソリューションの開発と実施、ロボットと特殊機器のオフラインプログラミング、シミュレーションとプロセス統合に専念している。これらのOLPアプリケーションに加えて、CENITではお客様固有のソフトウェア開発と高度な実装サービスを提供して、標準ソフトウェアソリューションではカバーされないニーズにも対応している。
写真、ドイツCENITのビジネスが世界中をカバー
CENITの中国における国際戦略パートナーである瑞松科技は、世界ロボット産業協会との関係ネットワークを利用し、既存の顧客層と将来のSI事業で、CENIT製品のターゲット市場への進出にビジネスルートを提供する。また、瑞松科技はCENITソフトウェアを自社のシステム統合プロジェクトに幅広く採用し、CENITソフトウェアのデジタル双子(「ファクトリミラー」とも言える)の機能を使用することで、技術面での優位性を確保している。
写真、中国ロボット産業連盟の宋暁剛執行理事長兼秘書長(左から3人目)が今回の戦略的提携協定の調印式を見守る
また、瑞松科技はロボット応用と技術、PLCプログラミングとシステムインテグレーションの面で専門知識を提供し、CENITはソフトウェアモジュールとライセンスの開発と提供を支援し、両社は中国市場の特定のニーズに合わせて、一連のスマート化・デジタル化ソフトウェア製品をカスタマイズまたは開発する。
写真中左から:ドイツCENITのVP Mr.PeterKoch、ドイツCENITのCEOMr.Kurt Bengel、中国瑞松科技の孫志強董事長兼総裁、瑞松科技の劉爾彬副董事長兼副総裁。
今年7月に上海で開催されたCiROS2017で、瑞松科技はドイツCENITと共同で出展し、「FASTSUITEEdition 2-ドイツ発、インダストリー4.0のニーズに対応、中国製造2025にサービスを提供するデジタル技術」を初めて中国に披露し、同社の全面的なデジタルファクトリーソリューションの中核技術を示した。
写真、FASTSUITE Edition 2――ドイツ発、インダストリアル4.0のニーズに対応、中国製造2025にサービスを提供するデジタル技術
FASTSUITEEdition2は、ロボット·ユニット、特殊デバイス、統合製造ユニットの効率的な開発、信頼性の高いプログラミング、効率の最適化をサポートするオートメーション·ソリューションを完全に補完する。すべての機能をシームレスに統合し、補完するための共通のデータモデルを提供する。
写真、CiROS 2017でドイツCENITと製品を共同出展
瑞松科技はドイツCENITと協力して、デジタル化工場・バーチャル製造・シートメタル加工などの工業領域のスマート生産ラインをカスタマイズし、シートメタルの組み立てと白車体ソリューションの新しい基点となり、新しいタイト技術、シミュレーション白車体とシートメタルの組み立て過程で新しい概念とソリューションを応用して、効率的に工程計画をカスタマイズする。スポット溶接からエッジローリングに至るまで、自動車の白車体にはプログラムとシミュレーションを効率的に使用し、あらゆるアプリケーションとロボットに対応して、使いやすく、独立した柔軟性と統合性に優れたソリューションを提供する包括的な製品群が用意されている。
【ニュースリンク:iREX2017】
IREX2017東京国際ロボット展(IREX-International RobotExhibition)は、2年に1度開催される世界最大の国際型プロロボットの展覧会で、2017年は22周年である。
11月29日から12月2日までに日本東京国際展示場で開催された今回のIREX2017は、日本ロボット工業会と日刊工業新聞社が共同で「ロボット革命がはじまった-そして人に優しい社会へ」をテーマに開催された。展示会、コンテストやセミナー、それにロボット技術、製品および人工知能(AI)、ビッグデータ(BIG DATA)、IoT(モノのインターネット)、最新のインターネット関連技術などの展示が含まれる。また、ヒューマン・ロボット・コラボレーション、人工知能ロボット、無人工場集積式ソリューションが各メーカーの研究開発と普及の重点となり、ロボット業界の新たなトレンドを示している。