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瑞松科技「広東省ロボットスマート溶接工程技術研究センター」の設立が承認される
2020年2月24日、広州瑞松智能科技股份有限公司が設立した「広東省ロボットスマート溶接工程技術研究センター」が2019年度広東省工程技術研究センターリストで発表され、正式に承認された。
2019年度広東省工程技術研究センター認定リスト
広東省工程技術研究センターの建設は国家産業の発展を推進する重要な措置であり、広東省が科学技術強省を建設する有力な支持でもあり、将来的には広東・香港・マカオ大湾区国際科学技術革新センターの建設の推進に重大な貢献をすることになる。同センターの建設は、企業の研究開発機関の建設を更に推進し、企業の自主的研究開発能力を高め、科学技術分野の技術リスクを効果的に防止し、解消する。
瑞松科技は今回承認された「広東省ロボットスマート溶接工程技術研究センター」を通し、技術革新プラットフォームを構築するという。これで、ロボットスマート溶接産業に向けたイノベーション人材をより多く集め、育成し、瑞松科技産学研の協同イノベーションと発展をより大きく推進し、ロボットスマート溶接産業の発展を制約する重要な共通技術を突破し、中国ないし国際ロボットスマート溶接技術のトップ企業となった。
これに対し、瑞松科技の孫志強董事長兼総裁は次のように述べた、「スマート製造業の高速発展に伴い、溶接技術と溶接製品の品質に対する要求はますます高くなっているが、溶接作業環境の厳しさも合格溶接工の育成に大きなコストを与えている。このハイエンド製造業の発展を制約する重大な問題を解決するのに、ロボットスマート溶接技術は重要な役割を果たしている。」
写真、瑞松科技-工作機械式撹拌摩擦溶接設備
今後、「広東省ロボットスマート溶接工程技術研究センター」はロボット溶接とスマート設備の研究開発に力を入れる予定で、中国と世界の溶接市場の顧客にロボット溶接とスマート設備生産ラインおよび手動・半自動・ロボット溶接設備を提供し、顧客にロボットオフラインプログラミング、溶接追跡システム、スマート溶接工場と溶接工場を含むスマート溶接生産ラインをカスタマイズする。また、中国国内のロボットスマート溶接技術が他人に支配されている状況に対応し、スマート溶接、レーザー溶接、攪拌摩擦溶接などの先進技術を重点的に発展し、国内外の市場を獲得し、中国製造業の自動化、スマート化への転換と高度化を支援する。
写真、瑞松科技-工作機械式攪拌摩擦溶接設備の詳細
「広東省ロボットスマート溶接工程技術研究センター」は現在、軽量合金スマート化攪拌摩擦溶接技術と重要設備の研究開発を進めている。これまで、瑞松科技は中国の技術をリードするロボット撹拌摩擦溶接設備を開発し、溶接作業の柔軟性、溶接の自動化程度、生産効率及び溶接品質を大幅に向上させ、同時に溶接生産コストを下げ、各応用溶接技術業界の飛躍的な進歩を促し、中国の攪拌摩擦溶接技術と設備開発の新たな飛躍を実現した。ロボット攪拌摩擦溶接設備に基づき、自動車、列車、船舶、ラジエータ、航空機、ロケットなどの業界に対して大量の工学応用開発事業を展開し、関連溶接技術パラメータデータベースを構築し、それにすべての攪拌摩擦溶接システムのソリューションを提供した。